繰り上げ返済の判断ポイントその3:住宅金利

「繰り上げ返済」の前に知っておきたいもう一つのポイントは、住宅ローンほど低金利でお金を借りられる方法が無いということです。

「繰り上げ返済」を行うということは、手元の資金を返済に当てるということなので、生活に必要な資金を返済に当ててしまっては、手元資金がショートしてしまい、自分の自由に使える資金がなくなるということ考えなければなりません。

身近なところで比較すると、カーローンや学資ローン、カードローンや消費者金融の金利を見ていただくとその差は一目瞭然です。

もし、生活環境に変化があり、車や教育資金が必要になったときには「繰り上げ返済」せずに手元にお金をおいておいたほうが、金利負担の削減よりも大きなお金の節約になるのです。