4. まとめにかえて

50歳代夫婦が「定年退職前にやめておくべきこと」を見ていきました。

支出を減らす方法は、上記以外にもたくさんあります。たとえば住む場所を見直すという方法も有効ですね。

子どもたちが巣立った後、広い家に住み続けるのも管理が大変な場合もあります。家賃がかかるのであれば、部屋数の少ない場所へ引っ越すのも良いでしょう。

何歳まで車を保有するのか、車を手放すとしたらその後スーパーや病院にはどの交通機関で行くのか、というような点も考えて住まいを決めるのも一つです。

人生のトータルを見据えたライフプランは、若いときから考えておいて損はありません。家族の状況や社会保障制度などは刻々と変化するものの、一度プランを立ててしまえば修正するだけで済むからです。

50歳代は子どもが巣立つ時期だからこそ、今後の夫婦の暮らしを考えるきっかけにもなりますね。

貯蓄について考えるとともに、生活も見直してみてはいかがでしょうか。

参考資料

太田 彩子