不動産オーナーとしての業務は、すべて自分で管理する自主管理と、管理会社に委託する方法の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、特徴が分かれています。
まずは不動産オーナー業にはどのようなものがあるのか、不動産投資初心者の方にも分かりやすく解説しましょう。
さらに、自主管理と管理会社への委託で迷っている方向けに、それぞれどのようなタイプの人に向いているのか、ご紹介します。
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1. 不動産オーナー業とは
不動産オーナーとは、不動産の持ち主のことです。不動産を購入して所有者となることを意味します。
そして不動産オーナー業とは、所有する不動産の物件管理、入居者管理など、賃貸経営を行うことです。
不動産オーナーになることで、家賃収入が得られたり、購入時より高い値段で売ることで売却益が得られたりします。
不動産を購入して不動産オーナーになるまでの流れを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
2. 不動産オーナー業のやり方
不動産のオーナー業を行う方法には「自主管理」と「管理会社への委託」の2つがあります。
2.1 自主管理
オーナー業務をすべて自分で行う方法です。入居者や業者とのやり取りなど、不動産オーナーが直接対応します。
何かあった場合の連絡も、直接オーナーに入ることになります。
2.2 管理会社への委託
管理委託費用を支払って、賃貸管理会社にオーナー業務を委託する方法です。
管理会社にどの業務を委託するか、その範囲や内容を管理会社と個別に設定することができます。委託する業務の分量によって費用が異なるケースが多いでしょう。
ただし管理会社に委託していたとしても、修繕の判断や入居者の選定、家賃額の決定など、最終判断と責任はあくまで不動産オーナーにあります。
不動産オーナーと管理会社の関係性、役割などについて詳しくは以下の記事を参考にしてください。