60代定年後も働き続けたい人が考えておくべき「再雇用後の収入の実態」

株式会社パーソル総合研究所がおこなった「シニア人材の就業実態や就業意識に関する調査」(2021年5月28日発表)から、シニアの仕事と収入の実態をくわしくみていきましょう。

定年後に再雇用で働く人のうち、「定年前とまったく異なる職務」をしている人は9.0%。

55.0%をしめる過半数の人は「定年前とほぼ同様の職務ができている」と回答しています。

一方で、約9割の人は再雇用後に年収が下がっており、全体平均で44.3%の減少幅となっています。

再雇用後の年収の変化

  • 定年前より上がった:2.2%
  • 定年前とほとんど変わらなかった:8.0%
  • 10%程度下がった:4.4%
  • 20%程度下がった:6.3%
  • 30%程度下がった:14.0%
  • 40%程度下がった:12.9%
  • 50%程度下がった:22.5%
  • 50%より下がった:27.6%
  • 答えたくない:2.2%

再雇用者の約5割は半分以下まで年収がさがっていることが分かります。

ほぼ同様の職務につけている人でも平均で39.3%も年収が下がっていますから、「定年後は働いていても赤字」に転落してしまう可能性があります。