人生100年時代について考えている方はいらっしゃるでしょうか。
平均寿命が延び、定年延長や再雇用が当たり前になりつつある日本において、老後のお金は考えておくべきことの一つです。
「長生きリスク」なる言葉も生まれましたが、こうしたリスクを無視しておくと、老後のお金が足りないという事態もあり得るでしょう。
一方で、将来の年金を全く知らないという方もいるのではないでしょうか。
2021年12月に発表された厚生労働省年金局の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の受給額は月平均で14万4366円です。
しかし現役時代の収入に左右される厚生年金は、受給額の差が激しいもの。
では、平均並みの「月額15万円」を受給しているシニアは何割ほどいるのでしょうか。
老後資金を考える第一歩として、厚生年金の受給額事情に迫ります。
