「天神祭」の締めくくりは天神祭奉納花火

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「天満の天神さん」と親しまれる大阪天満宮。

奈良時代の650年、都の西北を守る神として「大将軍社」を創建。901年には菅原道真公が太宰府へ向かう途中、大将軍社で旅の無事を祈願し、その後949年に大将軍社の前に一夜にして七本の松が生えたといわれます。

これを聞いた村上天皇の勅命により天満宮が建立され、それ以来1000年以上大阪や全国より崇敬を集めています。

天神祭は「住吉祭(大阪市・住吉大社)」「愛染まつり(大阪市・愛染堂勝鬘院)」とともに、「大阪三大夏祭り」の一つとも言われます。

見どころは色とりどりの衣装を身にまとった約3000人の氏子が大阪天満宮から氏地を巡り船着き場までいく陸渡御と、約100隻の船に乗り代わり水上を巡る船渡御。

最後を飾る「天神祭奉納花火」も大阪の花火大会として有名です。

※2022年は神事や陸渡御は実施されますが、船渡御や花火は行いません。