年収600万円の割合とは
Job総研の「2022年 年収実態調査」においては、年収600万円台の割合は10.4%でした。ちなみにこちらの調査対象には、経営者や役員、アルバイト等に加え、フリーランスや自営業等も含まれます。
参考までに「給与所得者」に限定した国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」を見ると、年収600万円台の割合は6.5%となっています。
「年収600万円以上」の割合も確認しましょう。Job総研の調査では16.2%、国税庁の調査では20.1%です。
日本のあらゆる働き方、職種を含めた全体においては、「年収600万円」となると上位層と言えそうです。
平均年収が600万円を超える職種一覧
では、平均年収で600万円を超える職種にはどのようなものがあるのでしょうか。
転職サービスdodaの「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」から、平均年収600万円を達成している職種を確認します。
平均年収ランキング【職種別】
- 1位 投資銀行業務 903万円
- 2位 運用(ファンドマネジャー/ディーラー)744万円
- 3位 MR 713万円
- 4位 リスクコンサルタント 704万円
- 5位 内部監査 700万円
- 6位 プロジェクトマネジャー 671万円
- 7位 業務改革コンサルタント(BPR) 667万円
- 8位 プロジェクトマネジメント 666万円
- 9位 戦略/経営コンサルタント 664万円
- 10位 知的財産/特許 656万円
- 11位 会計専門職/会計士 635万円
- 12位 プリセールス 630万円
- 13位 内部統制 621万円
- 14位 経営企画/事業企画 618万円
- 15位 法務 614万円
一般的に専門性が高いとされる職種が並びます。年収600万円というのは、簡単には達成できないレベルと言えます。