60代の住宅ローン残高は500万円以上が48.9%

借入金があると回答した人の中で、住宅ローン返済が「ある」人は 52.3%、「ない」人が 44.6%でした。

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「調査シリーズNo.199『60代の雇用・生活調査』(2020年3月公表)」

返済金額ごとの割合も確認します。

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「調査シリーズNo.199『60代の雇用・生活調査』(2020年3月公表)」

  • 30万円以下:7.7%
  • 31万円以上50万円以下:0.2%
  • 51万円以上100万円以下:4.6%
  • 101万円以上300万円以下:14.9%
  • 301万円以上500万円以下:11.3%
  • 501万円以上1000万円以下:24.5%
  • 1001万円以上2000万円以下:17.0%
  • 2001万円以上:7.4%
  • 無回答:12.4%

住宅ローンは金額が大きいことも在り、およそ半数が500万円以上残っています。

全体で見れば住宅ローンが残っている方は少ないですが、残っている場合には金額は大きく、家計への負担も大きいでしょう。

今は晩婚化が進んでおり、年齢が上がってから住宅ローンを組む方もいます。住宅ローンを組む際には今の収支バランスだけでなく、「何歳まで返済するか」「老後はどのように返済するか」というマネープランやライフプランまで考えましょう。