今は60歳を超えても仕事を続ける方が多いですよね。一方で、いつまで仕事を続けるか、その辞め時は難しいものでしょう。

PGF生命が今年還暦を迎える1962年生まれの男女2000名におこなった「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」によると、還暦以降(60歳以降)の人生で不安に思うことの1位は「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(52.2%)、2位は「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」(49.4%)でした。

出典:PGF生命「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」

雇用形態の変更や退職は直接家計に関係するので不安に思うもの。とはいえ年齢を重ねると、健康や体力面の問題もあり、「何歳まで働くか」は課題ですよね。

ただ、60歳を超えて住宅ローンが残っていると、返済が終わるまでは働こうと考える方もいるでしょう。

老後生活を考える際には、年金や貯蓄だけでなく、負債の確認も大切です。

実際に60歳時点でどれくらいの住宅ローンが残っているのか、独立行政法人労働政策研究・研修機構が60~69歳5000人に行った「調査シリーズNo.199『60代の雇用・生活調査』(2020年3月公表)」より、60代の貯蓄や住宅ローン残高等を確認しましょう。