投資信託の4つのリスクとは

通常であれば、たとえば10万円の利益が出ればそのうちの約2万円は税金として引かれるわけですから、非課税になればたしかに投資へのハードルは下がります。とはいえ、運用なので損をするリスクはあります。

具体的にどのようなリスクがあるかというと、主に「価格変動リスク」「為替変動リスク」「金利変動リスク」「信用リスク」の4つがあります。

出典:一般社団法人投資信託協会「投資信託が持つリスク」

 

多くの方が気になるのが「価格変動リスク」でしょう。投資信託に組み込まれている株式や債券などは日々値動きするため、社会情勢や業績などに影響されます。

投資信託の基準価格が購入時より下がることはるため、「損をしたくない」「基準価格の値上がりや値下がりに一喜一憂してしまう」と思うでしょう。

外国通貨建ての株式や債券などに投資する投資信託の場合、「為替変動リスク」もあります。一般的には円高になれば基準価格にマイナスの影響が、円安であればプラスの影響があります。

金利が変動することによる「金利変動リスク」や、債券などを発行する国や企業が、経営不振などにより利息や償還金をあらかじめ定めた条件で支払えなくなる「信用リスク」も知っておきたいリスクです。