住宅購入にかかるお金
住宅を購入するには高額な資金が必要です。国土交通省の「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」によると、購入資金と自己資金の割合平均は以下のとおりです。
- 土地を購入した注文住宅新築:4606万円/26.0%
- 分譲戸建住宅:3826万円/25.4%
- 分譲マンション:4639万円/34.3%
- 中古戸建住宅:2894万円/39.4%
- 中古マンション:2263万円/43.2%
仮に注文住宅を4606万円で契約し、自己資金として26%をあてるとすると、頭金と諸費用は約1197万円。こちらを一括で用意するのは、厳しいと感じる方も多いでしょう。
実際には頭金0円で購入できるケースもありますが、ローンを組むのにも不安はつきものです。昔はサザエさん一家のように一軒家で住むのは当たり前の光景でしたが、今は難しい時代になっているのかもしれません。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)