会社員の退職金はいくら?
ここで気になるのが、会社員の退職金です。公務員は「安定している」のみならず、「高給」というイメージを持たれる方もいるでしょう。ここでは会社員の退職金について見ていきます。
少し古い統計になりますが、厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査 結果の概況(一時金・年金)の支給実態」が参考になります。
大学・大学院卒の平均退職金(管理・事務・技術職)
- 定年:1983万円
- 会社都合:2156万円
- 自己都合:1519万円
- 早期優遇:2326万円
高校卒の平均退職金(管理・事務・技術職)
- 定年:1618万円
- 会社都合:1969万円
- 自己都合:1079万円
- 早期優遇:2094万円
「定年退職」では2000万円に届かないのが現状のようです。ただし勤続年数が増えるごとにあがる傾向があり、35年以上勤めた人に限定すれば、平均2173万円となります。公務員でも会社員でも、勤続年数によっては「退職金2000万円」を目指せる可能性があるということです。
あくまでも平均なので、実際の金額は職種や会社の業績で左右されます。また、最近では退職金の制度自体がなくなる(他の制度に移行する)会社も出てきました。これらのことを考慮すると、平均だけではなく自社の制度についても知ることが大切だと言えます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)