退職金の考え方

公務員でも会社員でも、一定数の方が「退職金2000万円以上」をもらえることがわかりました。ただし、平均だけを鵜呑みにして老後の備えをしないのは、リスクが高すぎます。

同じく厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」の「表番号 32産業・企業規模、退職給付(一時金・年金)制度の有無、形態別企業割合」によると、退職給付(一時金・年金)制度がない企業は19.5%に上ります。「中小企業退職金共済」や「企業型確定拠出年金(DC)」に移行する企業も出ているので、就業規則等を確認しましょう。

また退職金がもらえる見込みのある方でも、そのお金の置き場所が大事になります。特に、一時金で受け取る方は預け先を慎重に選びましょう。筆者は以前地方自治体で公務員をしていましたが、定年退職の日(3月31日)が近づくと、あらゆる金融機関から「退職金の運用」についての電話が上司あてに来ました。

投資に慣れている方であれば、一括で運用する選択肢もあるかもしれませんが、退職金を初めての運用に選ぶのはおすすめできません。

もし資産運用も視野に入れているのであれば、長期での運用を心がけましょう。そのためには退職前後ではなく、できる限り早めにスタートさせることが効果的です。