お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。
乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。
ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。
LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。注目度の高い大学・学部をピックアップ。入学金や授業料などがどのくらいか、大学の開示資料などをもとに見ていきたいと思います。
今回は法政大学・文学部を取り上げます。同学部は哲学科・日本文学科・英文学科・史学科・地理学科・心理学科の6学科で構成されています。
では、同学部を卒業するまでに、どのくらいお金が必要となるか見ていきましょう。
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【法政大学・文学部】学費の構成(2021年度)
法政大学・文学部の納付金は以下のような構成となっています。
初年度納付金(年額)
- 入学金:24万円
- 授業料:83万1000円
- 実験実習料:0~4万2000円
- 教育充実費:22万8000円
- 諸会費:1万3000円~1万6000円
初年度納付金合計:131万2000円(哲学科)~135万6000円(心理学科)
2年次納付金(年額)
2年次合計(年額):106万6000円(哲学科)~110万円(心理学科)
- 授業料:83万1000円
- 教育充実費:22万8000円
- 諸会費:7000円~9000円
3年次納付金(年額)
- 授業料:81万2000円
- 教育充実費:22万8000円
- 諸会費:7000円~9000円
3年次合計(年額):104万7000円(哲学科)~109万1000円(心理学科)
4年次納付金(年額)
- 授業料:81万2000円
- 教育充実費:22万8000円
- 諸会費:3万7000円~3万9000円
4年次合計(年額):107万7000円(哲学科)~121万1000円(心理学科)
2~4年次合計:319万円(哲学科)~340万2000円(心理学科)
※諸会費は毎年度の見直しにより、変更となる可能性があります。
※4年生の諸会費には、全卒業生が入会する校友会費3万円が含まれます。
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法政大学・文学部に4年間在籍すると学費はどのくらいかかるのか
ここまでの数字を計算してみましょう。
初年度納付金+在学生納付金(2~4年次)=450万2000円(哲学科)~475万8000円(心理学科)
以上の結果となりました。
では、この授業料をいったん約460万円とし、これを預貯金で準備するとなると、毎月いくらどのくらいの積立が必要でしょうか。
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毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか
この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。
先ほどの、法政大学・文学部を4年間で卒業するために必要な費用「約460万円」を、「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。
10年かけて準備する場合
まずはさきほどの「460万円」を、120か月(10年)で割ります。
460万円÷120カ月=約3万8000円
毎月この金額を「欠かさず」貯蓄に回すことは、結構しんどいのではないでしょうか。
では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。
18年かけて準備する場合
同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。
460万円÷216か月=約2万1000円
生まれた直後から積立を始めた場合は、ひと月2万1000円ほどをつみたてていく必要があることがわかりました。
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大学進学費用を、上手に準備していくためには?
家計の経済状況は世帯ごとに異なります。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。
大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。
参考資料
- 法政大学「学部学費」2021年度学費一覧(2021年12月25日閲覧)
LIMO編集部
