食費の節約で大事なポイント

30代~40代のリアルな食費事情についてみてきました。

どの年代でも、エンゲル係数は24%~27.9%(生活費の約4分の1)が平均のようです。

ご自身のエンゲル係数と比べてみていかがでしょうか。これ以上節約している家庭もあれば、30%を超えている家庭もあると思います。

ただ、「エンゲル係数」だけにフォーカスをあてて節約するのはおすすめできません。食事は身体の健康に直結するため、むやみに食費を削減すると体調を壊す可能性もあるからです。

特に子どもが小さいうちは、成長期を支えるとても大切な要素。出費を抑えるよりも、まずは無駄になっている食材はないかのチェックをしましょう。

大幅に平均を超えている場合は、外食の頻度を減らすか食材を使い切る工夫をするといいかもしれません。週に1度は冷蔵庫の食材を使い切るように心がけるだけでも、無駄が減り結果的に節約につながります。

「外食→テイクアウト→総菜」の順で安くなる傾向にあるので、料理を作る気力がないときはまず総菜に頼るのも一つですね。

いずれにしても、無理をすると節約は続きません。健康の面からも、節約したいならまずは固定費から手を付けましょう。

住宅費や保険料、スマホの基本料金部分など、「毎月定額支払うもの」は1度見直すだけで節約が継続できるので、食費の節約よりも効果が高いです。

食費が高い場合はテコ入れしつつ、家計全体の見直しをしてみましょう。

参考資料

LIMO編集部