自分の家庭のエンゲル係数があがってくると、「他の家庭はどれぐらいの食費をかけているのか」気になりますよね。30代~40代といえば、子どもの成長とともに食費が高まってきている家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、30代~40代にフォーカスをあてて、その食費事情にせまります(※編集部注)。
【※参考記事】 実は不要かもしれない5つの支出。ケチケチせずに生活費を見直す方法
まずは「ひと月の生活費」を確認
食費を見る前に、ひと月の生活費がどれくらいなのかを見てみましょう。
総務省の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」によると、消費支出(生活費)の平均は27万7926万円でした。内訳は以下のとおりです。
※消費支出・・・いわゆる生活費のことであり、日常の生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に支払った金額(総務省統計局「家計調査 用語の解説」)
平均:27万7926万円
- ~34歳:26万1996円
- 35~39歳:26万8725円
- 40~44歳:29万7074円
- 45~49歳:33万3865円
- 50~54歳:33万7847円
- 55~59歳:32万1695円
- 60~64歳:29万3170円
- 65~69歳:27万4798円
- 70~74歳:24万6656円
- 75~79歳:23万977円
- 80~84歳:20万8996円
- 85歳~:20万413円
30代から40代になるにつれ、生活費自体が上がっています。子どもの成長とともに、教育費や食費などが上がると予想できます。50代にピークを迎えるようなので、生活費は今後も上がっていきそうですね。