お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。注目度の高い大学・学部をピックアップ。入学金や授業料などがどのくらいか、大学の開示資料などをもとに見ていきたいと思います。

今回は、国立音楽大学・音楽学部を取り上げます。

※国立音楽大学(くにたちおんがくだいがく):東京都立川市

では、同学部を卒業するまでに、どのくらいお金が必要となるか見ていきましょう。

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【国立音楽大学・音楽学部】学費の構成

国立音楽大学・音楽学部の納付金は以下のような構成となっています。

初年度納付金(年額)

  • 入学金:20万円
  • 授業履修費:125万円
  • 施設設備費:50万円
  • 維持運営費:30万円
  • 後援会費:1万7000円

初年度納付金合計:226万7000円

2年次~4年次納付金(年額)

  • 授業履修費:125万円
  • 施設設備費:50万円
  • 維持運営費:30万円
  • 後援会費:1万7000円
  • 同調会(同窓会)入会金:2万円(※4年次のみ)
2年次~3年次(年額):206万7000円
4年次:208万7000円

2~4年次合計:622万1000円

その他

※教職課程又は学芸員課程の履修希望者は、上記以外に当該課程費の納入を要します。

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国立音楽大学・音楽学部に4年間在籍すると学費はどのくらいかかるのか

ここまでの数字を計算してみましょう。

初年度納付金+在学生納付金(2~4年次)=848万8000円

以上の結果となりました。

では、この授業料(約850万円)を預貯金で準備するとなると、毎月いくらどのくらいの積立が必要でしょうか。

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毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか

この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。

先ほどの、国立音楽大学・音楽学部を4年間で卒業するために必要な費用「約850万円」を、「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。

10年かけて準備する場合

まずはさきほどの「850万円」を、120か月(10年)で割ります。

850万円÷120カ月=約7万830円

毎月この金額を「欠かさず」貯蓄に回すことは、結構しんどいのではないでしょうか。

では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

18年かけて準備する場合

同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。

850万円÷216か月=約3万9400円

生まれた直後から積立を始めた場合は、ひと月4万円ほどをつみたてていく必要があることがわかりました。

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大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。

参考資料

  • 国立音楽大学・音楽学部「学費・奨学金」(2021年12月15日閲覧)

LIMO編集部