夫婦パターン別のひと月の年金額はいくら？

国民年金と厚生年金別に受給額をみて、老後資金としては心もとないと感じた方も多いでしょう。夫婦であれば家庭の受給額も増えますが、パターン別により差がありますので、それぞれ見ていきましょう。

【夫婦ともに国民年金】

自営業（夫）と専業主婦（妻）：11万2565円

【夫婦ともに厚生年金】

会社員（夫）と会社員（妻）：26万7929円

【夫婦どちらかが厚生年金、一方が国民年金】

会社員（夫）と専業主婦（妻）：21万8469円
自営業（夫）と会社員（妻）：16万2025円

夫婦の加入年金のパターンによって金額はさまざまですね。20万円を超えるのは、夫が厚生年金のみ。「夫婦ともに国民年金」と「夫婦ともに厚生年金」を比べると、ひと月15万円ほどの差がでます。夫婦ともに国民年金では約11万円なので、早くから老後資金を準備したほうが良いでしょう。

また、この金額は今のシニア世代の受給額です。少子高齢化の今、働く世代が老後を迎える頃には、この金額より下がっている可能性を考えておく必要がありそうですね。