花の女王とも呼ばれるバラ。その美しく気品あふれる姿は、古来より多くの人々を魅了してきました。

美しいバラを自分の手で育てたいと思いつつも、病害虫対策や剪定など、バラ栽培は何かと手間がかかるイメージ…。育てるのが難しい植物と敬遠している人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、バラを育てるのは難しくはありません。実際は丈夫な植物なので、初心者でも基本と育て方のポイントをしっかり押さえれば十分栽培は可能です。今回は、初心者でもうまくいくバラの育て方について解説します。

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バラ苗の種類と選び方のコツ

まずは、バラ苗の基本的な種類と選び方のコツについてお伝えします。

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イングリッシュローズのチャールズレニーマッキントッシュ(LIMO編集部)

バラ苗の種類【大苗と新苗】

流通しているバラ苗には主に、大苗と新苗があります。新苗は冬に接ぎ木で作られ、春に販売される苗を指します。幼木なので安く手に入りますが、大苗と比べると、幹や枝ぶりが細く全体的に小ぶりです。

時々つぼみがついた苗が出回っていることがあります。そのまま咲かせてしまうと、花に栄養が行ってしまい、充実した株にならない可能性があります。

とはいえ、花を楽しみたい人は咲かせても問題はありません。つぼみをひとつだけ残して、他は摘蕾するのも手です。

大苗は、春から秋まで育てた苗を掘り上げて販売しているものです。春~秋頃に出回り、根がよく張り、株が充実しています。

バラ栽培初心者は大苗から挑戦するのが育てやすくおすすめ。価格は高めですが、すぐに花が楽しめるのも大きなメリットです。

ネットのバラ専門店は品揃えも豊富で、バラの説明や育て方が詳しく紹介してあるショップもあります。樹形、花の色、形、香り、丈夫さ、育てやすさに至るまで、バラには様々な品種、種類がありますから、説明をよく見てから購入できると安心ですね。

良い苗の選び方のコツ

大苗の場合
秋以降に出回る大苗は葉がほぼついていない、枝が短く剪定されているバラが販売されています。枝が固く、太くずっしりとした重量感のある苗を選びましょう。寒さにあたり、よく締まっているかもポイントです。

バラは病気になりやすい植物なので、黄変した葉や害虫に食べられた跡のある葉には注意します。

葉は病気にかかっているかどうかが表れやすいところです。販売されている苗は農薬が散布されていることもあり、多くの苗はキレイな葉をしていますが、そのような苗は選ばないようにしましょう。

新苗の場合
下から葉が付いている、枝や茎が太くしっかりとしたものを選びましょう。新苗も同様に、病害虫のない健康的な鮮やかな葉かどうかチェックします。