「最低賃金が過去最大の引上げ」2025年度の全国平均は1118円になりました。
2025年8月5日厚生労働省が発表した「令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について」中央最低賃金審議会の答申によると、最低賃金は前年より63円の引き上げられ、引き上げ額・率ともに過去最大になります。
この引き上げは物価高や人手不足を背景に、賃金水準の底上げを目的としたものとなる見通しです。これにより「私たちのお給料や暮らしはどう変わるのか」またフルタイムとパート勤務の給料の差にも影響がでてくるのでしょうか。
今後の働き方について考えるためにも今回は、厚生労働省の最新データをもとにフルタイムとパート勤務の給料の差を軸に解説していきます。
※本記事では、厚生労働省の統計に基づき、「一般労働者」をフルタイム勤務の人として表記しています。この一般労働者とは、所定労働時間が通常の従業員と同じ人を指し、正社員のほか、フルタイム勤務の契約社員や嘱託職員も含まれます。
