「自分で年金を作る」時代に
今回は、国民年金と厚生年金の受給額分布を見たあと、「年金格差」にフォーカスし、「年金格差」を減らす3つのポイントをお伝えしました。
ただし、公的年金「だけで」安心して老後を暮らすことができる世帯は、決して多くはないでしょう。また、老後の年金額だけを基準にして職業を選ぶということもナンセンスな話です。
コツコツ預貯金で備えるほか、「資産運用」の活用も視野に入れていけるとよいですね。数ある金融商品・運用スタイルの中からご自身に合うものをじっくり選んでいくには、情報収集が欠かせません。
資産運用は早めのスタートがお勧めす。複利と時間を味方につけて、じっくりとお金を育てていくことができます。ゆとりあるセカンドライフに向けたお金の準備、そろそろ本腰を入れてみませんか?
参考資料
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省年金局「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」
- 日本年金機構「国民年金保険料」
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 日本年金機構「国民年金保険料の学生納付特例制度」
宮内 勇資