年収600万円世帯が安心した老後を迎えるためには
これまで年収600万円世帯の実質的な貯蓄額が300万円程であることをみてきました。2019年に金融庁のレポートから広まった「老後2000万円問題」を元に考えてみるとどうでしょう。老後までに約1700万円を貯蓄しないといけないことになりますね。
収入を増やすのは、このコロナ禍ではなかなか難しいと思いますので、今の貯蓄方法や支出を見直すことで老後までに貯蓄を増やしていけるかもしれません。
例えば、毎月貯蓄できる金額の一部を資産運用に回してみるのもアリです。最近はつみたてNISAやiDeCoなども身近になり、資産運用という考え方も広まってきていますよね。非課税や節税効果などのメリットもあります。
また、年収600万円世帯の多くが抱える住宅ローンには団体信用保険がセットになっています。団体信用保険の加入内容により条件は異なりますが、死亡やがんになった場合、ローンの支払が不要になるというものです。任意で掛けている別の保険で同じ保障があった場合、見直すと保険料を下げられる場合もあります。浮いた保険料を資産運用に回すこともできますね。
自分にあう資産運用方法や支出の見直しは、どうしたらいいかわからないし、時間もかかりそう。そんな時は、コロナ禍でも気軽に参加できるオンラインセミナーで情報収集から始めてみるのはいかがしょうか。新たな発見があるかもしれません。