自分のライフスタイルに合った年金の受け取り方を
今は、人生100年時代と言われる世の中です。
中には、老後も働きながら年金を受取る方や、これから先の長い老後生活に備えるため繰下げ受給をして年金を少しでも増やして受け取りたいという方もいると思います。これからは、個人それぞれが自分のライフスタイルに合った年金の受け取り方をしていく時代でしょう。
一方で、「年金のことはよく分からない」という方も多いと思います。
年金をいつ、どのように受け取るか、受け取り方によって注意すべきことは何なのかを知っておくことは、今後の老後のライフプランを考える上で非常に重要です。
まずは、1年に1回誕生月に届く「ねんきん定期便」を確認して、自分が将来受け取れる年金額を確認し、将来の年金の受け取り方を想像してみましょう。
まとめにかえて
年金の受給に関しては、「65歳になれば自動的に国から年金を振り込んでくれる」と思っている方が意外に多いものです。
しかし、年金の請求には原則5年という時効があります。
年金は老後の生活を送る上で欠かせないもの。「請求しなきゃいけないなんて知らなかった」では済まされないので、今回ご紹介したように年金請求から受給までの流れについて覚えておきましょう。
また、今の現役世代の方たちは年金の受給額が減ることも考えられます。
年金だけでは生活できないと言われる世の中だからこそ、早めに老後資金を貯める準備を整えておくと、安心できる老後を迎えられるかもしれませんね。
参考資料
- 宮野 茉莉子「実は申請制。もうすぐ65歳「年金請求書」が届いた後の流れは?」(LIMO)
- 日本年金機構「老齢年金の請求手続き」
- 日本年金機構「老齢基礎年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「老齢厚生年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「特別支給の老齢厚生年金」
鶴田 綾