とうとう8月5日に東京都内の新型コロナ感染者は5000人を突破してしまいました。一体どこまで増えるのでしょうか。結局、厚労省アドバイザリーボードが7月初旬に予想した「強い対策を取らなければ、五輪期間中に東京都の1日の新規感染者数が3000人に達する」が的中してしまいました。

今回は、そんな状況下で憧れてしまう「ワーケーション」という働き方の紹介と、注目を浴びながらもワーケーションがブレイクしなかった理由を考えてみます。

リゾート地や観光地で働きながら休暇を

ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語です。普段の職場と異なるリゾート地や観光地で働きながら休暇を取るスタイルですね。

つまりノートPCやスマートフォンなどを利用して、場所にとらわれずに仕事を行うスタイルです。ワーケーションはノートPCやインターネットが急速に普及した2000年代から、アメリカで始まった働き方とされています。日本でも、2017年に日本航空がワーケーションを導入したとして大きな話題を呼びました。

カンタンに言うとテレワークをリゾート地で行いつつ、休暇を取るイメージでしょうか。特に夏にはピッタリですし、とても憧れてしまいますよね。