昨夏は“ワーケーション旋風"の予感が
日本におけるワーケーションは、昨年2020年7月27日、当時の菅義偉内閣官房長官が「観光戦略実行推進会議」で言及し、観光庁、環境省がワーケーションを新たな旅行スタイルとして推進することで注目を集めました。
この時の「観光戦略実行推進会議」では「Go Toキャンペーンをうまく活用してほしい」等も大きく取り上げられていました。
実際、昨年の夏はワーケーションというワードがブレイクしそうな予感もちょっとあったのですが。たとえば、日経クロストレンドの「トレンドマップ 2020夏」でも取り上げられています。この時は、消費部門のキーワードがふたつで、ひとつはワーケーション、もうひとつが「サブスクリプション」でしたからね。
さらに、ワーケーションに関する実証実験データなども発表されました。これは昨年7月にNTTデータ経営研究所他が発表したもので、「ワーケーション実施中は仕事のパフォーマンスが20.7%上昇」「ワーケーションは仕事のストレスを37.3%低減」などの結果が報告されました。
「これはワーケーション旋風が来るぞ!」「来年の夏はワーケーションだ!」と自分などは小躍りしたものですが。