引き続き、女性の年金月額についてもみていきます。
【女性】厚生年金保険(第1号) 年金月額階級別老齢年金受給権者数
- ~5万円未満…31万5100人、5万円以上~10万円未満…234万1321人
- 10万円以上~15万円未満…218万2510人、15万円以上~20万円未満…41万2963人
- 20万円以上~25万円未満…6万3539人、25万円以上~30万円未満…4166人
- 30万円以上…379人
合計…531万9978人
女性の場合、全体の44.0%が「5万~10万円未満」のゾーンに収まっていることが分かります。
厚生年金の受給額「月30万円以上」受給する人の割合は?
先ほどの受給額の分布状況から、年金月額が30万円以上の層の割合は、男性で全体の約0.17%、女性は全体の約0.007%となることが分かりました。
なお、男女合計でみると、上位0.11%ほどの人が該当する、という計算になります。「1000人に1人いる程度」、つまりほんの一握りのトップ層、といえるでしょう。
夫婦ともに厚生年金を受給できる世帯であれば、二人の合算でひと月30万円以上となる可能性はだいぶ高くなりそうですが、一人の受給額だけで30万円を超えるケースはかなり少ない、と考えてよさそうです。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)