「自分は年金を、どのくらいもらえそうか」
「厚生年金は国民年金よりも手厚い」というイメージは、もちろん間違いではありません。しかし、実際の受給額には年金加入期間や現役時代の収入が反映されますので、老後に受け取る額は人それぞれです。
グラフからもイメージできるように、男女間の格差、そして受給権者全体においても、年金月額には大きな幅があります。
また、内訳を詳しく見ると、年金月額が20万円以上の人の割合は男性で24.0%、女性で12.8%です。一方で10万円未満の人の割合は、男性で10.6%、女性で49.9%となりました。
「会社勤めで厚生年金に加入していた時期はあるが、現在はフリーランスである」「子育てとの両立のため、仕事のペースを落としたため、収入もダウンした」といったケースでは、想定したよりも受給額が低くなる可能性は大いにあるでしょう。
また、仮に60歳までしっかり厚生年金に加入していた場合でも、年齢とともに収入が上がっていくとは限りません。
将来の年金額の目安は、「ねんきんネット」や、「ねんきん定期便」で確認できます。老後を見据えたマネープランを立てる際の参考となるでしょう。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)