老後に備えた「資産形成」は早めのスタートがオススメ!
今回は、「警察官の退職金」について詳しく見てきました。
警察官を含む公務員に対して、「老後もきっと安泰だろう」といったイメージを抱いている方も少なくないでしょう。
しかし、さきほども触れたように、現在は公務員の退職金も減少傾向にあります。「老後の資金作り」に悪戦苦闘しているのは会社員も公務員もおなじなのです。
これからは「公務員だから大丈夫」ではなく、「公務員だから景気に左右されず給与も安定している。だからこそ計画的に資産形成を始めよう」という切り替えが大切なのかもしれません。
早めの老後準備で、悠々自適なリタイアライフを作っていきませんか。
参考資料
- 谷口裕梨「公務員の退職金「警察官はいくらもらっているか」」(LIMO)
- 総務省「給与・定員等の調査結果等」の「平成31年地方公務員給与の実態 調査結果の概要」
- 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況 退職給付(一時金・年金)の支給実態」
- 日本経済新聞「国家公務員法改正案 衆院通過、公務員定年 31年度に65歳」2021年4月27日
- 人事院「定年を段階的に65歳に引き上げるための国家公務員法等の改正についての意見の申出のポイント」
鶴田 綾