2025年8月7日、日経平均株価が0.65%の上昇、TOPIXは0.72%の上昇となりました。

今回は、輸送用機器業種に属するトヨタ自動車(7203)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. トヨタ自動車の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、トヨタ自動車の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):2,680円
  • 前日比:▲1.51%
  • 始値:2,723円
  • 高値:2,741円
  • 安値:2,655.5円

トヨタ自動車は2025年8月7日、2,723円で取引をスタートし、2,741円の高値、2,655.5円の安値を付け、結局2,680円で取引を終了しました。

  • 出来高:55,966,800株
  • 時価総額:42,330,566百万円
  • 売買代金:151,373百万円
  • PER(会社予想):11.28倍
  • PBR(実績ベース):0.97倍
  • 配当利回り:3.54%

その結果、トヨタ自動車の株価は2025年8月7日、前日比▲1.51%の下落となりました。

出来高は55,966,800株で、発行済株式における割合は0.35%となりました。

2025年8月7日終値時点での配当利回りは、3.54%となりました。

なお、日経平均株価は0.65%の上昇、TOPIXは0.72%の上昇でした。

2. トヨタの1Q決算は増収減益、通期の利益予想を下方修正

トヨタ自動車は7日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表しました。

営業収益が前年同期比3.5%増の12兆2533億2600万円、営業利益は同10.9%減の1兆1661億4100万円、税引前四半期利益は同33.1%減の1兆2521億5200万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同36.9%減の8413億4500万円と、増収ながら減益となりました。

また、2026年3月期の連結業績予想を下方修正しました。営業収益は48兆5000億円で据え置いたものの、営業利益を従来の3兆8000億円から3兆2000億円へ、税引前利益を4兆4100億円から3兆8700億円へ、親会社の所有者に帰属する当期利益を3兆1000億円から2兆6600億円へとそれぞれ引き下げました。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。