そして、さまざまな情報をチェックし購入するかどうかを慎重に検討している姿勢も、調査結果から見て取ることができます。「購入検討する際、おなじ商品群・サービスの中で”最安値”のものは必ずチェックする」「商品やサービスのレビュー(口コミ)を必ずチェックする」では、それぞれ7割以上が「あてはまる」と回答しました。
筆者が20代で学生だった頃には(もう十数年前のことですが…)、アルバイトの給料が入るとお気に入りのブランドの服や靴、カバンなどを次から次へと購入してしまい、ギリギリの生活費で耐えていたこともありました。もちろん個人差はあるものの、現在の景気や社会情勢をよく表している結果とも言えるのではないでしょうか。
20代と「モノを持たない消費」サブスクサービス
今ではすっかりお馴染みになった月額・定額制で使い放題のサービス、いわゆる「サブスクサービス」。
最近では、さまざまな企業がサブスクサービスを提供しており、サービス内容も多種多様となっていることから「最近サブスクを始めた」という方も多いことでしょう。
たとえば、大手動画配信サービス「Netflix (ネットフリックス)」では、コロナ禍の巣ごもり消費などが追い風となり、日本の有料会員数は2020年夏までの1年間で約200万人増え、現在では500万人超にも達しています。