20年で2000万円を目標にする場合
- 年利率・・・5%(年複利)
- 毎月の積立額・・・5万3548円
- 積み立てた額の合計・・・1285万1520円
- 利息・・・897万1318円
- 元利合計・・・2182万2838円
- 税引き後受取額・・・2000万314円
どうでしょうか。年5%で20年積立投資を行なった場合、20年後は約2000万円を受け取れる計算になります。
年利が高いと思われたかもしれませんが、実は私たちの積み立てている年金も安全性の高い商品を組み入れて、約3%程度で運用されています。
世界株式などを投資対象にした投資信託であれば、実現できない利回りではないのです。
気をつけるポイントは、投資信託などの金融商品で運用しますから、毎日価額変動しますし、そもそも元本保証が無いことです。注意すべきポイントですから、覚えておいてください。
デメリットに注意すれば、年齢の若い方には、ぜひ検討していただきたい方法です。十分な保障がない方は、貯蓄機能も兼ね備えた運用系の保険商品に加入するのも悪くありません。
ぜひご自分に合ったものを見つけて始めていきましょう。
むすびにかえて
年間100万円を貯める3つのコツや考え方をご紹介しました。
「給与やボーナスから何とか100万円貯められそう」という人は実践あるのみですが、そもそも収入が少ない人は、生活に支障がない範囲内で資産運用をされることをおすすめします。
運用を始める際は、不安なことや心配なことがたくさんあるかと思います。自分1人で全部決める必要はありません。
最近は無料のセミナーもあります。信頼できるアドバイザーのもとで運用をスタートする方が安心ですし、運用を長く続けられる秘訣でもあります。
ぜひ専門家を頼って、納得してから資産運用をスタートするとよいでしょう。
参考資料
- 中野令子「ゆとりある老後、みんなが貯めたい金額と達成率の現実」(LIMO)
- 佐藤雄基「年齢別貯蓄ゼロ世帯の割合はどのくらいか、貯蓄格差を埋める方法とは」(LIMO)
- 宮澤顕介「貯蓄をみんな平均でいくらしているのか」(LIMO)
- 宮澤顕介「「老後2000万円問題」からもう1年。老後不安の乗り越え方」(LIMO)
- 古谷梨子「元銀行員に聞いた。お金が貯まらない人がやりがちなNG行動3選」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 谷口裕梨「iDeCoとNISA、比較でわかる活用術(2021年版)」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
- 谷口裕梨「NISAとつみたてNISA、私はどっち?後悔しない選び方」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
- 土屋史恵「つみたてNISAとは?メリットや仕組みを分かりやすく解説」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)