また、投資対象にもよりますが、過去のデータから見ると、長期で投資する方がリターンのバラツキが少なくなることが証明されています。
お金に働いてもらうには、時間を分散するのもポイントです。つまり買付のタイミングを分けましょうという意味です。
買付時期をずらすことで、高値づかみを防ぐことができます。この方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。
以上のことを、実践していけば、リスクを抑えリターンを出しやすくなります。
投資を行う時は、途中で投資が出来なくなる場合も想定しておいてください。これも大切なポイントです。
働いている現役世代の方にとって、ケガや病気で介護状態になったり、万が一亡くなったりした場合は、自分だけではなく、家族の生活も大きく変化してしまう可能性もあります。
このような事態に備えて保障を持っておくと、運用を途中でストップすることもありませんし、安心して将来のための投資を継続することができます。
おわりにかえて
安心した人生100年時代を過ごせるイメージはできたでしょうか。
「自分だけで進めるのは不安だから誰かに相談したい」という方も多いと思います。
老後に向けての大切な準備ですから、まずは無料で利用できるマネーセミナー、個別相談をぜひ活用してみてください。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」
- 金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 公益財団法人生命保険文化センター「介護や支援が必要な人の割合はどれくらい?」
- 谷口裕梨「年代別の、みんなの貯蓄額はいくらか」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 三輪文「30代と40代の貯金の目安はいくら?理想の老後にいくら必要か」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
佐藤 雄基