まとめにかえて

近年、ダブルインカム(収入減がふたつあること)の必要性が問われており、夫婦共働きの家庭が増加しています。
夫婦二人それぞれが収入を得る事のメリットとして、生活水準の維持や子どもの教育費準備、貯蓄のペースアップが期待できることなどがあります。

また、単身者においても本業+副業のように二つの収入源を持つ状態もダブルインカムと呼ばれますが、収入源を増やす目的の背景には、会社員の平均年収の低下や健康保険料・厚生年金保険料の増額等で手取り額が減っていることが挙げられます。

手取り額が減少するなか、将来の老後資金も自助努力が必要だといわれる厳しい時代だと思いますが、誰もがいまの1.5倍、2倍と働けるわけではないと思います。

収入源を増やすこととあわせて、私たちが日々頑張って働いているように、資産運用を通じて「お金にも働いてもらう」ことも検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

尾崎 絵実