あけましておめでとうございます。

2020年12月31日をもって日本の国民的アイドルである「嵐」が活動休止ということで、2021年はしばらく嵐ロスが続きそうな予感です。

活動休止発表後にファンクラブ会員が30万人増・ツアーやアルバムなど一連の経済効果は3000億円ともいわれていますが、21年にも渡りそれ以上の感動と癒しを日本中に届けてくれました。

私は国内の大手生命保険会社の勤務経験を経て、フィナンシャルプランナーとして1000世帯以上のお客様のフィナンシャル・プランニングに携わっています。

気を取り直して、今回は高年収のボーダーラインといわれる年収600万円世帯の貯金額はどのくらいあるのか一緒にみていきましょう。

年収600万円は何割いるのか

「今の日本で年収600万円は高収入といえるのか」という議論も一部ではありますが、実際には給与所得者のうち何割が該当しているのでしょうか。
国税庁の公表する「令和元年分 民間給与実態統計調査」を元に男女別で確認してみましょう。

給与階級別分布-男性-

  • 100万円以下:115万2000人(3.8%)
  • 100万円超200万円以下:217万4000人(7.2%)
  • 200万円超300万円以下:331万4000人(10.9%)
  • 300万円超400万円以下:501万7000人(16.6%)
  • 400万円超500万円以下:531万9000人(17.5%)
  • 500万円超600万円以下:409万6000人(13.5%)
  • 600万円超700万円以下:273万6000人(9.0%)
  • 700万円超800万円以下:194万9000人(6.4%)
  • 800万円超900万円以下:136万5000人(4.5%)
  • 900万円超1000万円以下:90万8000人(3.0%)
  • 1000万円超1500万円以下:166万1000人(5.5%)
  • 1500万円超2000万円以下:38万3000人(1.3%)
  • 2000万円超2500万円以下:11万2000人(0.4%)
  • 2500万円超:13万6000人(0.4%)