50代からの貯蓄
実は、50代は独身時代の次に貯蓄がしやすい年代だと言われています。
今年は新型コロナウイルスの影響を受けて雇用や収入の不安定な状態が続いていますが、一般に子どもの成人や就職に伴い扶養義務を終える家庭が多く、これまでかかっていた学費や養育費を貯蓄に回せる時期でもあります。
また、定年後も働くと考えている方は年金の受給開始を70歳に繰り下げると42%の増額となり、老後の収入の土台を増やす事ができますので併せて検討してみましょう。
仮に年金受給開始を70歳とし、それまでは働きながら貯金も続けるとした場合、いまが50代でも十数年~二十年の期間があります。
まずは現在の貯蓄額と目標とする貯蓄額の差を把握し、その差額を埋めるのに残り何年間でいくらずつ貯めれば達成できるのか逆算してみましょう。
十数年~二十年の時間があれば預貯金だけではなく、資産運用を行う事も検討できますので、50代からの貯蓄は適格な現状把握と効率化を意識すると良いのではないでしょうか。