今回のコロナ渦の影響は日本各地に出ており、民間企業の業績も悪化しています。
かつて賑わいを見せていたオフィス街や歓楽街などはまだまだ通常に戻るには時間がかかりそうです。
一方でこういった景気の波に左右されにくいと言われるのが公務員です。
今回は国家公務員と地方公務員の退職金について確認し、受給額はどのような差があるのか確認してみましょう。
公務員の数は日本の就業者数の何%か
まず公務員は日本の就業者数の何%くらいにあたるのでしょうか。
日本全体の就業者数は総務省統計局「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)9月分結果」によると、6689万人となっています。
これに対して公務員の数は国家公務員が58.6万人、地方公務員が274.4万人となっていますので、日本の全就業者数の5%が公務員ということになります。
全就業者のうちの5%である公務員の退職金はいくらなのでしょうか。そして国家公務員と地方公務員の違いはあるのでしょうか。