公務員の退職金はどうやって決まるのか
実は公務員の退職金は国家公務員の退職手当の支給水準について、退職給付(退職手当及び年金払い退職給付(使用者拠出分))の官民均衡を図るため、おおむね5年ごとに行う民間企業の企業年金及び退職金の実態調査を踏まえて見直しが実施されており、地方公務員の退職金もこれに準ずることになっているのです。
民間企業と乖離しないようになっているとはいえ、今回のコロナ渦では給与減額や賞与カット、退職金減額などを行った民間企業もあり、それと比べてしまうと公務員は安定しているといえます。
まとめにかえて
少子高齢化で人生100年時代と言われる今は老後の備えをどのように増やすかは誰にも共通していることではないでしょうか。
このまま民間企業の退職金も下がれば、公務員にも影響が出てくるでしょう。
今後はますます現役で働ける間に、資産運用や貯蓄など工夫してお金を増やしていくことが求められそうです。