2019年に内閣府が発表した「少子化社会対策に関する意識調査」によると、結婚を決めるときに重視・考慮する項目として男女ともに最も多かったのが「人柄」でした。男性では97.3%、女性は99.4%の人が「人柄」を重視すると回答しており、男女で大きな差はありません。
しかし2位以降は、男性の場合「仕事への理解(88.1%)」「容姿(86.5%)」であるのに対し、女性は「人柄」の次は「経済力(96.6%)」そして「仕事への理解(88.8%)」という結果になっています。
相手に求める年収はいくら?
同調査では、相手に求める理想の年収(税込)についても調査しており、結果は図表1の通りです。
この結果を見ると、男性では結婚相手に求める年収額について24.9%の人が「収入は関係ない」と回答しており、「300万円未満」の金額を回答した人は全体の27.2%でした。
対して、女性は「収入は関係ない」という人の割合は4.6%にとどまり、「400万円~600万円程度」の年収を求める人が多いことがわかります(400万円〜500万円が19.5%、500万円〜600万円が17.1%で合計36.6%)。
筆者の周辺でも「年収500万円くらいの人」という婚活中の女性が多いので、この結果にピッタリ当てはまっているように感じます。