公務員の退職金はいくらもらえるの?

それでは、一般的に安定しているとみられる公務員の退職金はどのくらいなのでしょうか。公務員の給与やボーナスは毎年民間企業の給与実態を調査した結果決定され、退職金については5年ごとに調査されているそうです。内閣人事局「退職手当の支給状況」から、平成30年度に国家公務員退職手当法の適用を受けた集計結果をみてみましょう。

【常勤職員】(定年/平均支給額)
20~24年:1,190万4千円
25~29年:1,650万3千円
30~34年:1,992万7千円
35~40年:2,300万5千円

勤続24年までは民間企業(大学卒・大学院卒)の方が多いですが、勤続25年からおよそ120~250万円ほど公務員の金額の方が高くなる傾向にあります。また中小企業と比べると、最終的に1,000万円以上公務員の方が多く退職金が出ることが分かります。