66歳以上が働ける企業が増えている!
さらに、66歳以上が働ける制度を持つ企業も増えています。66歳以上が働ける制度を設ける企業は全体で30.8%(前年比3.2ポイント増)、70歳以上が働ける制度を持つ企業は28.9%(前年比3.1ポイント増)でした。
定年後のシニアワークの探し方
定年後も働きたい場合は、まず自分の体調や今後のライフスタイルを考慮した働き方を考える必要があります。その上で、「同じ会社で働く」か「他の会社で働く」かの選択を考えてみると良いでしょう。
定年後も同じ会社で働きたい場合
高年齢者の雇用確保のために作られた制度の中に、「継続雇用制度」という制度があります。(※3)同じ会社で働き続けたいる場合は、「勤務延長制度」もしくは「再雇用制度」を選択します。
「勤務延長制度」であれば、退職せずにそのまま雇用となり、定年前と同じく正社員としての雇用が継続され、業務内容もそのまま変わらないことが多いようです。ただし、企業がこの制度を導入していることが前提ですから、事前に確認しておきましょう。
「再雇用制度」は、いったん退職し、再び雇用となります。雇用形態や仕事内容も変わることが多く、待遇や給与も下がるのが一般的です。勤務時間も短くなることが多いため、老後はプライベートも楽しみたいという人にとっては魅力でしょう。
勤務先の制度を良く調べ、業務内容や待遇についてどう変わるのかをしっかり確かめることが大切です。