いま、わが家には2羽の文鳥がいます。飼いはじめたのは、5年前のこと。ペットショップでポツンと売れ残っていた子に一目惚れしたのが始まりでした。
以来、愛らしさに癒されながらもお世話に追われる毎日。生き物なのでエサ代などはかかりますが、もちろんこれは飼う前から想定内です。
しかし、想定外の“実は結構かかっている!”費用があることに、飼っているうちに気がついたのです。今回は、文鳥を飼ってみてわかった意外な費用についてお伝えします。
【消耗品費】ティッシュの消費がこんなにも激しいとは!
文鳥をはじめとする小型の鳥には、犬や猫のようにトイレを決められた場所でするという習性はありません。したいと思ったときに、その場所でします。
これは、自然界の中で鳥が弱い生き物であることが関係しているようです。野生の鳥は天敵であるヘビなどから素早く逃げるため、溜まったものを素早く体の外に出して常に体重を軽くしておき、万一のときにすぐ動けるように備えています。野生の鳥だけでなく、飼育されている鳥も同じ習性を持っていることがほどんどです。
トイレのしつけも難しく、ケージ内のいたるところにフンをしますし、放鳥(ケージから出して室内で遊ばせること)の際は部屋がフンだらけになることもしばしば。落ちているモノを取り除くときはティッシュを使います。鳥の習性で “小出し”にするため、日々フンを追いかけては何枚もティッシュを使うことに…。