短期大学に進学する場合
4年制大学ではなく、短期大学に進学するという人もいるでしょう。前述の文部科学省の「平成30年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」を見ると、私立短期大学にかかる費用は以下のようになっています。
199万5,960円
※「入学金」(初年度のみ納入:24万1,836円)と「授業料」(年額70万3,287円×2年分)と施設設備費(年額17万3,775円×2年分)
短期大学に進学する人の中には、4年制大学を希望していたものの、希望がかなわず、「いったん短期大学に進学し、必要な単位を取得したうえで、4年制大学に2年次編入や3年次編入をする」といった、大学編入を視野に入れているという人もいらっしゃるでしょう。その場合は、前述の「大学に進学する場合」で述べた「入学料」在籍する年数分の「授業料」「施設設備費」、また「受験料」が上乗せされることになります。
高等専門学校に進学する場合
中学卒業後に3年制の高等学校ではなく、技術者を目指して5年制の高等専門学校(一般的には「高専」と呼ばれる)に進学するという人もいるでしょう。こちらの学費についても見ておきましょう。
国公立高等専門学校
125万7,600円
※「入学金」(初年度のみ納入:8万4,600円)と「授業料」(年額23万4,600円×5年分)
※1~3年生までは、高等学校と同じく、高等学校等就学支援金を受けることができます。
私立高等専門学校
421万6,510円
※「入学金」(初年度のみ納入:24万1,860円)と「授業料」(年額70万744円×5年分)と施設設備費(年額9万4,186円×5年分)(この他に「実験実習料」が2万93円、「その他」が32万8,186円となっており、5年分加えると、595万7,905円になります)