保護者がわが子にできる「はたらきかけ」

教室で対面授業を受ける状況とは違い、自分の部屋などで映像授業を受けることは不慣れな部分もありますよね。また、映像授業では双方向にコミュニケーションを取ることはできず、ときには退屈な部分も出てきてしまいます。これは仕方のないことです。

そんな状況だからこそ、保護者が簡単にできる映像授業に対する「はたらきかけ」があります。ここでは以下の4つを紹介します。

1. モチベーションの維持が難しいため、視聴したことを褒める

小中学生の映像授業に関しては、モチベーションの維持が難しいです。理解したこと以上に、まずは視聴したことを積極的に褒めてあげてください。

2. 視聴スケジュールを決め、一緒または保護者が近くにいる状態で視聴させる

特に小中学生は、映像授業に慣れていない場合が多く、集中力が途切れがちです。だからこそ、「時間を決めずに」ということは避け、視聴スケジュールを決めてしまいましょう。保護者が近くにいる状態で視聴させることは、集中力が途切れにくくなることが期待できます。

3. 映像授業内で学んだことを子供に聞く

「ただ聞いていただけ」というのを防ぎ、内容の定着を促すために効果的です。学習した内容をいくつかピックアップして聞いてあげましょう。

4. 映像授業内では問題が少ないので、意識して視聴後に問題を解かせる

映像授業で学習したことは、問題演習にも生かせる状態にしなければなりません。映像授業のなかで扱う問題は基本的に少ないため、意識して問題演習を取り入れましょう。