新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で子どもの学校などが休校となり、母親が自宅で子どもの世話をしている人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人で、小さな子どもたちを見ながら時間を作って在宅で仕事をしています。
子どもたちに感染させたくないという気持ちはもちろん強いのですが、普段より負担が増えてストレスがかかっているのも事実です。
自粛期間で「外出がしにくくなり、ストレスに感じる」人が多数
株式会社ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」では、新型コロナウイルス感染症拡大による生活への影響について、現在妊娠中および子どものいる女性約4,500人を対象にアンケート調査を行なっています。
その中の質問「現在、生活のなかで不安・困り事は?」に、「外出がしにくくなり、ストレスに感じる」と答えたのは0〜2歳で76.8%、3〜5歳で77.7%という結果でした。やはり小さな子どもを育てる母親にとっては外出制限がストレスになるということがわかります。
また、「子どもが幼稚園・保育園に所属しているが現在お休みしている人」のうち、「母親が面倒をみている場合が多い」と回答したのは77.0%。有職の母親に限ってみると、自分が面倒をみているのは58%という結果でした。この結果からも、母親への負担が大きくなっていることがうかがえます。