YouTubeをなるべく見せないというルールを撤廃して、自分(親)が疲れたら見せる、少し休憩して復活したらテレビを消して一緒に遊ぶというように、とにかく自分にストレスがかからないことが大切だと考えています。小さい子どもにYouTubeを見せることには賛否両論あるかと思いますが、上の子はこの期間に英語の歌が何曲か歌えるようになったり、おもちゃの新しい遊び方を覚えたりと、無料なのにありがたい存在です。

さらに、自粛生活で家族以外との会話がなくなるストレスは、Zoomを利用した大学時代の友人達とのオンライン飲み会で解消。普段は10人規模で集まるのは難しいのですが、住んでいる場所に関係なく参加でき、自宅なので時間を気にせず気の済むまで話せるオンラインの良さを実感しました。

テイクアウトグルメを探すのもストレス発散に効果的です。普段は子どもお断りの名店がテイクアウトをしていることもあり、外食ができない分、焼肉やフレンチなど色々と試してみました。自宅なので子どもに静かにさせるなど注意する必要なく、美味しいお料理が食べられて大満足。子どものために毎日頑張って何か作らないと!と気負いすぎずに、ご飯を作る気力がない時には冷凍食品やベビーフードを利用するようにしています。

おわりに

外出自粛に少しは慣れてきましたが、やはり親にとっても、子どもにとってもストレスが溜まる環境です。何のための自粛かを考え、人混みに行かないようにすることは大切ですが、散歩などの息抜きは必要。周りの目が気になることもありますが、マスクをつけるなどの最低限のルールを守りながら体を動かすことは、親子ともども心身の健康を守ることになるでしょう。

また、家の中でもルールを厳しくしすぎずに、子どもがある程度自由に好きなことができる環境も大切ではないでしょうか。厳しくルールを決めすぎると親も子どもも疲弊してしまいます。

感染者数も減少しており、5月末までには全国的に休校が解除されそうな雰囲気ですが、海外の状況を見ると第二波などで再び休校になることもあるかもしれません。親も子も、自粛期間をストレスを溜めすぎないように乗り越えられることを第一に考えたいものです。

勝目 麻希