それから何度か犬の死に向き合い、「犬と過ごせる時間を大切に、悔いなく愛情を注いで過ごす」という考えに行きつきました。そういったことを自分の子どもにも感じてほしいと思い、わが家では子どもが生まれる前から犬を迎え、家族の一員となっています。
子どもだけでなくほかの家族にも癒しの存在となっている犬が、居心地良くのんびり過ごせるように心がけています。
まとめにかえて
子どもが「犬を飼いたい」と言い出したからといって、安易に飼いはじめるのはよくありません。犬との生活を具体的に想像し、きちんと最期まで見送ることができるかどうかを考えてから受け入れ準備をしましょう。
犬を家へ迎えた際には、「来てもらった」という気持ちを忘れず大切に育てることが重要です。大切にといっても甘やかすだけでなく、ほかの人に迷惑をかけないように、家族の一員としてしつけをするのも忘れないようにしたいですね。
【参考】
「笑顔あふれる、ペットとの幸せな暮らし。──ペットとの共生によるすぐれた効果・効用」ペットとの共生推進協議会
「平成30年 全国犬猫飼育実態調査:犬 飼育・給餌実態と支出」一般社団法人ペットフード協会
中村のぞみ