したがって、預貯金の額から負債の額を差し引くと約2100万円となります。
2019年の金融庁レポートの「老後2000万円問題」は話題となりました。
しかし、70代以上で2100万円あれば、十分ですよね。これだけ見れば、老後不安はないとも見えます。
生活保護が多いのは65歳以上という事実―高齢者内の資産格差
しかし、厚生労働省の資料を見ると、生活保護は65歳以上に多いのは事実です。
その意味では、70歳以上の世帯の金融資産の平均が2200万円である一方、生活保護は65歳以上に多いという事実は忘れるべきではないと思います。
この日本は、高齢者の資産格差があるのは事実で、その背景は様々でしょうが、はたらく世代のうちにしっかりと資産運用ができたかどうかというのは大きな要因といえるでしょう。
参考資料
- 総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2018年(二人以上の世帯)―」
- 金融庁「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書『高齢社会における資産形成・管理』」
- 「老後に2000万円貯蓄でも足りない!誰も口にしない理由と背景」
- 「生活保護の半数は65歳以上!「老後不安」脱出の3つのコツ」
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青山 諭志