自分で投資先を決めなければならない

iDeCoはあくまで資産運用なので、運用を指図するのは自分です。自分で投資先を決めなければなりません。そして運用のリスクは当然、自分が背負うこととなります。

「リスクは分散させたらいいんじゃないの?」という方もいます。これは必ずしも正解とは言えません。

なぜなら分散投資するファンドの中には、基準価額がここ数十年、一定のレンジ内を上下しているだけ、あるいは、ほぼ横ばいのアセット(資産)があるからです。日本株や先進国債券が、その代表例です。日本株はTOPIXや日経平均などの値動きを見て「循環株」などとも呼ばれています。

このような資産が運用先のメイン、あるいは半分以上を占めると、運用成果はおろか、リスクを取ったにもかかわらず、自分の資産は一向に増えなかったということにも、なりかねません。

自分で資産の入れ替え(スイッチング)ができるなら別ですが、運用に自信が無い方は信頼できる専門家に相談して、運用のコツを教えてもらうことも選択肢の一つです。

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