日本人にとって身近な健康保険制度。健康保険証があれば、国内においてどこで病気になっても、いつでも安心して医療を受けることができます。新型コロナウイルス感染拡大により、国民の健康に大きな影を落としていますが、何かあれば医療が受けられるという環境は本当にありがたいものです。
みんなが持っている保険証ですが、実は持っている保険証によって場合によっては負担する医療費が変わってくるのを御存じでしょうか。保険証によって人による違いが生じるの?と思った方は要チェックです。
そもそも健康保険制度について
日本国民なら1枚持っているはずの健康保険証。健康保険証を見てみると、自分がどの組合に属しているか、表面に記載があります。
国民健康保険や企業独自の健康保険組合、協会けんぽ、共済組合など、日本人はこれらのいずれかの公的医療保険に加入しています。
国民皆保険制度のもと、お互い費用を出し合って、この制度を支えているのです。保険医療を受けられるのは、実は当たり前のことでありません。