未婚男性の方が早死にする
30代ぐらいの男性が「結婚ってコスパ悪い」「結婚するメリットってないよね」とか言っていることがあります。既婚男性の方が長生きするのはご存じですか?
何歳ぐらい寿命が違うのか諸説あるのですが、独身研究家荒井和久氏が2018年人口動態調査を基にした分析によると、男性全体の死亡年齢の中央値が約81歳であるのに対し、離婚した男性の死亡年齢中央値は約72歳、一度も結婚しない未婚男性に至っては死亡年齢中央値は約66歳だという(※1)。
あなたがもし35歳独身でずっと結婚しなければ、残りの人生が約31年で人生の半分を過ぎているかもしれない。しかし、女性から選ばれるため健康管理を含めて努力をして結婚すれば、残りの人生が約46年で人生がまだ折り返し地点より手前かもしれない。
結婚したから寿命が延びるのか、不健康な生活をしている男だから結婚できないのかどちらが原因かは分かりませんが。もちろん、離婚すればまた寿命は縮みます。一方で、女性の場合は逆で離婚するほうが長生きするようです(※1)。
一生独身は10年以上寿命を縮めると思っておいた方が良いかもしれません。「人生100年時代」どころではなく、もしかしたら年金だってロクにもらわずに人生全うするのかもしれない。
今ならまだ変えることができますよ。生活を改めるきっかけになれば幸いです。
【参考】
(※1)「独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ」東洋経済ONLINE
「男の寿命は「奥さんを大切にすること」で延びる」PRESIDENT Online